2012年10月7日日曜日

まどマギ 映画 前編 感想。

はじめ、映画自体にはあまり興味がなく、特典の色紙が欲しくて見に行くことにしました。

まどマギのアニメは放送中に一度だけ見ただけで、BDとかは買ってないです。当時は6~8話くらいで見るのが面倒になってきて、一応最後まで見ましたし割と楽しめたんですが、そんな絶賛される程面白いかなとも思ってました。

でも昨日改めて見てみたら、かなり面白かったです。

というか昨日、見終わってから振り返ってみると、なかなか完成度の高いアニメだったんじゃないかと思えました。なんで当時は楽しめなかったのかと不思議な気分です。


 おそらく今回、結末や今後の展開を知った上で、OPやED、1週間の待ち時間が挟まることなく一気に見ることが出来たことによって、全体を通しての心の動きとか物語の運ばれ方などをしっかりと検証することが出来たからだと思います。

一度見るだけでなく、何度も考察しながら見直すとか、最後まで見終わってからもう一度見直すとかするのも、なかなか面白いことなんじゃないかなと、初めて強く感じました。

考察したいと思えるアニメに出会えたら、もう少し積極的にBDを購入し、再度視聴する機会を持ってもいいのかもなと思えました。今回の映画は、単純に楽しめただけでなく、そういう発見が出来た意味でも見に行ってよかったなと思いました。

 アニメでそこまでのレベルのものって、なかなかないとは思いますが、そういうのがどんどん増えてくれると嬉しいですね。

というかむしろ、エロゲにこそ、こういう魅力を持った作品が多そうですよね。自分的には絶賛する程に思えなかったけれど、世間の評価が異常に高い作品とか、改めて考察してみたらきっと面白いのだろうなと思いました。

素晴らしき日々とかまさに、そういうタイプかもしれないですね。(これの場合、既に全体を通してはなかなか楽しめたのかもしれないですけど。)

  今後このブログでエロゲの感想書くときは、作品によってはそういう部分にまでつっこんだ物を書いていきたいなと感じました。感想というより考察というか。なかなか初めは上手く書けないんでしょうけどね。それでこそ、こういうブログをやっている意味もあるのかなと。


 なんで昨日は凄く楽しめたかの理由として、単純に趣向が変化したっていうのも挙げられるのかもしれません。

まどマギを見てから今まででエロゲを何十本とこなしてきて、中には、やり直すとは行かないまでも少しは色々と考えてみるという経験もしてきて。そういうのを通していつの間にか、考察することが好きになり、考察する力も向上していたとかってこともあるかもしれません。


 あとは、沙耶の唄が面白かったのでそれをプレイしてるうちに、虚淵さんっぽい感じとか、どこか狂っている(というか狂っていく?病んでいく?)登場人物の話に抵抗を感じなくなり、むしろ面白く感じ、好んで見れるようになったことも一因かもしれません。
現在プレイ中の俺たちに翼はないでも、丁度そういう主人公も出てきて楽しめましたしね。

それが理由かはわからないですが、アニメの時はさやかちゃんがどうしてもダメで、6、7、8話あたりで退屈に感じていたのですが、昨日はそれほど苦痛ではなかったですしね。


と、ダラダラとよく分からない感想になっちゃいましたが、まぁとにかく、話の全体を知った上で改めて見直す機会を持つのも面白いかもしれないですよ。是非見に行ってみてはいかかでしょうか。という感じですかね。

つまり逆に言うと、ひたすら考察しながら見ていた人とか、BD買って何度も見たよって人とかは、そんなに見る価値ないのかもしれないですが。もうアニメ版とか何も残っていないので、比較してここが違ったなどとは言えないので、判断できないですがね。

覚えているので1つ印象的だったのは、1話のアバンが丸ごと消えていたのですかね。アニメの時は、視聴者に考察させる上で重要な部分だったんでしょうけれど、映画だとそんなの不要ですしね。というか映画見てる人は大抵知ってそうですし。


 映画館まどマギのせいですごく混んでて 、一般の人は驚いてましたね。しかも驚きの男率。知らないおばちゃんに「何見てたの?」と声をかけられて慌てました。咄嗟に手に持っていた色紙を掲げて「こういうの見てました。」と言ったのは失敗だったかもしれません。。

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