2013年10月13日日曜日

WHITE ALBUM 2 アニメ 2話 感想

先週に引き続き、WHITE ALBUM 2のアニメ 第2話の感想になります。伏線になっている可能性がありそうな部分については極力スルーして、なるべくネタバレが起きないように配慮しているつもりです。

 では早速本題に移ります。

 全体としましては、1話の出来の良さから期待をし過ぎた部分もあったのでしょうか、盛り上がる部分がなく、若干の物足りなさを感じました。

 そもそもこの作品の内容的に、毎話の最後に盛り上がりを作るのが難しいのは分かっていたことです。ですから、期待するものが違うだろと指摘されればそれまでなのでしょう。確かに、1話のラストの盛り上がりが良かったことで若干この点を忘れ、単純に盛り上がる場面がなかったことによってガッカリした部分もあるのかもしれません。
 ただもしかするとそれだけではなく、2話のラストが、盛り上げ得ない場面のはずにも関わらず、BGM などの演出は盛り上げようとしているな、と感じてしまったことも一因なのかなと思いました。
 アニメでは1話にライブのシーンを入れたことで、第2音楽室の人物がかずさであることは大体の人が分かる作りになっていたのではないかと思います。そんな演出をしていたはずなので、かずさがピアノの人と分かっても衝撃も何も受けないわけで、そんな中でBGMが盛り上がってきているのを聞いて、逆に醒めて見てしまったのかなとか思いました。
 これは正体を知っているからこの様に思ったとかいう話ではなく、このアニメの1話からの演出的に、このシーンは盛り上がる場所になり得ないのではないかと考えたという話です。現にゲームを2周目プレイした時は、ピアノの人の正体を知っていながら、素直に楽しめましたし。


 それから雪菜の着替えシーンについても、わざわざ下着をあそこまで見せる表現にしたのは正直あまり好みではありませんでした。性格的にあざとい描写などはどんどん描いて欲しいですし、そもそも必要な描写だと思いますが、ああいう直接的なサービスシーンをクドく描くのはあまりこの作品っぽくない様に感じました。



 批判から入ってしまいましたが、面白い部分も多々ありました。雪菜に断られるのを目撃した3人と春希のやり取りは原作でも大好きな場面で、ここら辺はずっとニヤニヤしながら視聴していました。ただタケヤの対応が変わっていたり、台詞がちょくちょく削られていたりしていましたね。

 OPとEDは今回初めて流れましたね。この2曲は、アレンジ前の方が好きだったかもしれません。OPムービーについては綺麗で良いなと思いました。


 まあこの作品は、盛り上がる部分が少なかろうが、そういうのとは違った面白さを持った作品だと思いますから、単調な部分が続いたとしても我慢して見続けて欲しいなとは思います。

簡単ですがこの辺で終わります。

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